Processing（プロセッシング）は、マサチューセッツ工科大学（MIT）のメディアラボで作られたプログラミング言語です。Scratchがビジュアルベースであるのに対して、ProcessingはJavaやC等と同じようにテキストベースで記述するプログラミング言語です。

Processingは、以下のような特徴を持ち、初心者でもわかりやすいため、いわゆる本格的なプログラミング言語（Java,  JavaScript等）学習の導入として非常に役に立ちます。つまり、Scratch等を学んだ人がJava等を学ぶための橋渡しとなります。

・Java言語をベースにグラフィック機能を扱いやすくしている

・Java等の言語と同じような書き方でプログラミングできる

・プログラミングしたものを簡単に実行確認できる

・Windows、iOS、Linux、AndroidなどのOS上で動くプログラムを作成　　　　できる

Scratch等で初心者向けプログラミングを学んだ人が、いきなりJava等で本格的プログラミングに移行した場合は、そのハードルが高すぎて挫折してしまう可能性がありますが、まずProcessingを学ぶことでスムーズに本格的プログラミングへ移行できます。

つまりProcessingは、Scratch等の初心者向けプログラミング言語と、Java等の本格的プログラミングの橋渡しということができます。